当初は1998年の春にリリースされるべく制作されていた、第11作オリジナルアルバムは何度も延期を繰り返したすえ、ついに1999年6月に完成！いったんは1999年10月にリリースが決定したものの、レーベルとの調整などあって結局、2000年2月のリリースとなりました。

日本盤は、世界に先駆けて2月2日に先行リリースされ、ボーナストラック「Coming Up」も収録されています。イギリス・ヨーロッパでは2月14日、アメリカでは15日にリリースされ、ヨーロッパ、アメリカとも2枚組のLPレコードでのリリースもあり、こちらは日本盤CDと同トラックリストの10曲入り。また2月15日にリリースされたオーストラリア・ニュージーランド盤も日本盤と同じく10曲入りでのリリースでした。

このアルバムからのシングルカットはなく、プロモ用CDとして、ヨーロッパで「Out Of This World」、「The Last Day Of Summer」、「Maybe Someday」が、アメリカで「Maybe Someday」、「Out Of This World」が配布されたのみ。

なお、このアルバムは一部のメディアでThe Cureの最後のアルバムという表現をされましたが、これは、「Bloodflowers」がレーベルとの契約最後のアルバムにあたり、リリース当時、契約を継続するなどその後の活動のビジョンを明確にしていなかったために生じたもの。The Cureは、その後もライブやレコーディングを続け、アルバム制作に取り組んでいます。もちろん解散の話しはありません!

ロバートのBloodflowersについてのメッセージ
（ thecure.comより）邦訳
ロバートのBloodflowers関連のインタビュー
ブラック・セレブレーション（yahoo.comより）邦訳
Guitar Gardens（Guitar Player誌 2000.4）邦訳
ほか