2002年サマーフェス・ツアー

2002年夏、ヨーロッパ各国で13ものフェスティバルに参加したTheCure！ デビュー以来初めてレーベルとの契約に 縛られることなく自由にバンド活動を行なうことを、ロバートはとても愉しんでいる様子で、久しぶりのライブへの 意気込みもかなりのもの。 5月中旬より、早くもフェスティバルのためのリハーサルを始めたのだとか。 7月から始まったフェスティバル・ツアーでは、各地でハードかつパワフルなプレイを披露しました。 "Cut Here"初めてライブでプレイしたり、カバー2曲を演奏したり、凝ったセットリストでオーディエンスを熱狂させました。

2002 Summer Festival Tour 詳細情報は、下記各ページへGo! 7月 3日（水） Rockwave Festival　ギリシャ 7月 5日（金） Ministry of Rock Festival　スイス 7月 6日（土） Campo Fiera　イタリア 7月11日（木） Arvika Festival　スウェーデン 7月13日（土） Zillo Festival　ドイツ FC会員のライブ・レポート 7月14日（日） Woodstage Festival　ドイツ FC会員のライブ・レポート 7月20日（土） Vieilles Charrues Festival　フランス 7月23日（火） Free Music Festival　イタリア 7月25日（木） Paleo Festival　スイス 7月27日（土） The Cure - A night like this　イギリス FC会員のライブ・レポート 7月31日（水） Sziget Festival　ハンガリー 8月 2日（金） Benicassim Festival　スペイン 8月 4日（日） Sudoeste Festival　ポルトガル

ニューアルバムは2003年春にリリース！？
デモ40曲、準備完了！
フェスティバルにともない、ドイツの Zilloなどの雑誌やTV番組のために 行われたインタヴューでロバートは、The Cure のニューアルバムについて言及。 7月時点で、既に40曲のデモが完成しているそうで、 今後10曲ほどに絞り込んで、年内か 年明け早々から本格的にレコーディングを スタートさせ、2003年の春には 完成させたいと述べています。 ニューアルバムの方向性についての質問に、「 ハードロックになるだろう」とコメントしたロバート。 実際のところ、ニューアルバムの プロデューサーは、Korn、Slipknot、Limp Bizkitの アルバム制作で知られているRoss Robinson という驚きの人選。 Ross Robinsonは、ハードロック、ラップ・メタル系で 昨今、最も成功したプロデューサーの一人と 言われていますが、彼は、ぜひプロデュースしたいバンドとして、かねてからThe Cureの名前を挙げていたそうで、Kornの アルバム制作にはThe Cureの影響があったとも インタヴューで答えています。 なおロバートは、ニューアルバムのリリースに先駆け、The Cureはレーベルを興す計画とも述べています。アルバムの販売についてはインターネットでの販売をメインにしたい気持ちに変わりはないものの、ヨーロッパやアメリカのインディレーベルとも短期契約を結び、一般のCDショップでの販売経路も確保するそうで、10月初旬現在、アメリカの新進レーベルArtist Direct Recordsとニューアルバムのリリースについて契約交渉中とのこと。

最新ライブDVDを来春リリース！！！
The Cureは、オフィシャルサイトにて、11月にドイツとベルギーでライブを行なうと発表しました。 ライブは、11月7日にベルギー、ブリュッセルのThe Forest Nationalと、11月9日にドイツ、ハンブルグの Colorline Arena、それに11日、12日にベルリンの Tempodromで行われます。このうちハンブルグのライブは、できあがったばかりの会場 Colorline Arenaのこけら落としにあたる記念ライブになり、またブリュッセルとベルリンのライブは、〈Torilogy Concert - 三部作コンサート〉と題され、 アルバム「Pornography」、「Disintegration」、「Bloodflowers」の全曲がアルバムの曲順どおりに演奏されるとのこと。 各アルバム毎に20分の休憩をいれ、まるでミニライブを3つ観るようなユニークな構成のライブは、来春にリリース予定のDVDとVHSビデオのために特別に 企画されたもので、全ライブの模様がフィルム撮りされます。 ロバートは、このプランをとても楽しみにしているそうで、当初10月から行う予定だったニューアルバムのレコーディングのスケジュールをこのライブのために延期するほどの入れ込みよう。 10月中旬から3週間の予定で、ロンドン市内のスタジオにてリハーサルを行なっています。

FC会員のハンブルグ詳細レポートが到着！
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ソロアルバムやBサイド集はいつ？
2001年より制作を開始していたロバートのソロアルバムについてですが、ワーカホリックのロバートらしく既にレコーディングのほとんどを終了し、現在、ミックスダウンを行なっている途中とのこと。 レコーディングには、ロバートがプレイしてほしいと考えていたミュージシャン6人が参加したそうですが、さらに二人、可能なら、この秋にレコーディングを頼みたいと思っているそうで、その一人は、Nine Inch Nails のTrentと明らかにしています。 リリースに関しては、まだ未定で、ロバートは今のところ、The Cureのニューアルバムのボーナスディスク（！）として同梱することも考えているのだそう。
ところでボーナスディスクといえば、話題となった Greatest Hitsのアコースティックライブ盤ですが、ロバートは、Universalが2枚組のリリースに賛同しなかったとコメント。 彼は、バンドが望む企画を実現するために、ボーナスディスクにかかった費用を全て個人で負担したと告白しています。
またBサイド集については、ようやくレーベルがリリースを許可してくれたため、来年の5月リリースを目処に、企画が具体化しつつあると述べています。Bサイド集は、ボックスセットでのリリースで、未発表のレアな音源も収録予定でいるとのこと。

XFMのコンピレーションアルバムに収録。
ロンドンのラジオ局XFMがセレクトしたコンピレーションアルバム「RemiXFM2」は、同ラジオ局で人気の高いバンドのリミックスやレアな楽曲、隠し撮り音源までをも集めた2枚組CD。10月14日にVirgin Recordsからリリースされる予定ですが、"Maybe Someday - hybrid mix"が収録されるとのこと。このリミックスは、ポーランドで配布されたプロモCD「Maybe Someday」のみに収録されたバージョンです。なお、他の収録バンドは、David Bowie、Placebo、Radiohead、Depeche Mode、Garbageなど全27バンドの予定。

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