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新譜のタイトルは「The Cure」！
日本盤のリリースは6月25日の予定！
ビルボードによると、The Cureは、4月28日にニューヨークにて、40人以上のジャーナリスト等ゲストを招き、ニューアルバムの曲の試聴会を行なったとのこと。アルバムのタイトルは、セルフタイトル「The Cure」！アメリカでは、I Am／Geffen Recordsから6月29日に、ヨーロッパでは、6月28日にリリース予定。日本では、ユニバーサルから、6月25日（カタログ番号：UICF1027）に予定されています！ユニバーサルによると、日本盤の収録曲は、USA盤の11曲に、ボーナストラック3曲を加えた全14曲とのこと。
欧米では、アルバム制作中のメイキングビデオ（30分）を収録したDVDが同梱された特別版と、LPレコードもリリース予定。また、CDシングル「The End Of The World」も予定されています（CDシングルは、日本でのリリースも決定！）。

アルバムについてロバートは、「今までにThe Cureが作ったアルバムで一番良いと思うよ」と言い、また「アルバムのタイトルはThe Cureだ。もしこのアルバムが好きじゃなかったら、それは僕らを好きじゃないってことだ。」と発言。試聴会では、部屋の角に立って、ずっとアルバムに耳を傾けていたロバートは、ぎりぎりまで曲のミキシングの仕上げや曲順を思案しているのか、時々、メモをとっていたとのこと。

最初の曲"Lost"は、スローな曲で、ロバートの感情のこもった歌が印象的。ずんずん響くベースが引っ張る曲"LABYRINTHS"や、The Cureらしいメロディラインと軽快なテンポの曲"BEFORE THREE"、"TAKING OFF"、"(I DON'T KNOW WHAT'S GOING) ON..."。そして、暗く緊張感のある曲"THE PROMISE"は、"Forever"のような激しいギターをフィーチャーした10分もの大作。また、ピアノによる悲しく幻想的な曲の"GOING NOWHERE"もあるなど、バラエティーに富んだ内容。
当初は、明確なコンセプトのあるヘビーなアルバムを制作しようと試みたものの上手くいかなかったとロバート。「最高のThe Cureのアルバムは、バランスがとれている」とも述べています。

レコーディングは、ロンドンのOlympic Studiosで行なわれ、プロデューサーのRoss Robinsonの意向で、ほとんどがライブ録音されており、昔のレコーディング方法に戻った形。ロバートは、「Rossは、僕らがバンドとしてレコーディングするよう望んだんだ。バンドとしてアルバムを創るなんて、2作目のアルバム（Seventeen Seconds）を創って以来やっていないことだ」と述べ、「曲が出来るまで、日々、緊張感が高まってゆく。全てが生演奏され、僕もライブで歌わなければならなかった」と語っています。Ross Robinsonは、「僕は、純粋なThe Cureファンなんだ。このアルバムは、僕みたいにどのバンドよりもThe Cureを愛する全てのファンのためのアルバムだ！」と語っています。
なお、このアルバムのレコーディングには、Porl Thompson（元The Cureのギタリスト、ロバートの義弟）がゲスト参加しているとのこと。

「The Cure」 ト ラ ッ ク リ ス ト LOST LABYRINTH BEFORE THREE TRUTH GOODNESS & BEAUTY * THE END OF THE WORLD ANNIVERSARY US OR THEM FAKE * alt.end （I DON'T KNOW WHAT'S GOING）ON... TAKING OFF NEVER THE PROMISE GOING NOWHERE *

デジタル・リマスタリングの
オリジナルアルバム、再発は8月！
当初、5月以降に、まずは「Three Imaginary Boys」、「Seventeen Seconds」、「Faith」、「Pornography」の4アルバムを一挙に、各2枚組でリリースする予定と伝えられていましたが、現在のところ、リリースは8月中旬の予定になっています。また、日本盤についての情報も、まだありません。追加情報をお待ちください。

米TV番組「Tonight Show」で
新曲"The End Of The World"をプレイ！
The Cureは、アメリカのTV番組「Tonight Show with Jay Leno」に4月30日に出演、出来上がったばかりの新曲"The End Of The World"をスタジオライブで披露しました。今回の出演ではインタヴューはなく、司会のJay Lenoの紹介で、すぐに演奏をスタート。黒いシャツとジーンズのロバートは、髪をひとふさ、ブルーのゴムで留めた新しい髪型（？）で、Schecterの黒っぽいギターを持って登場。初めての新曲の演奏でしたが、バンドメンバー全員が軽快なメロディーに合わせ、少し緊張しつつプレイ。演奏と同時に歌が始まり、ずっとギターを弾きながら歌い続ける構成の曲でしたが、ロバートは途中、にっこり微笑む余裕もみせていました。

「Tonight Show」の音声とビデオのファイルがダウンロード可能：
ビデオ（MPG 37.1M）
音のみ（MP3 5.4M）

CDシングル「THE END OF THE WORLD」
日本盤が7月21日にリリース予定！
The Cureの日本盤のシングルとしては、1996年の「The 13th」以来、実に8年ぶりになる日本盤CDシングル「THE END OF THE WORLD」（右写真）のリリースが決定しました！タイトル曲の他、"TRUTH GOODNESS & BEAUTY"と、アルバム未収録曲"THIS MORNING"を収録した全3曲入りで、型番は、UICF 5007、価格は税込み1,260円で、7月21日にリリース。
なお欧米では、 5月上旬より、プロモCD「THE END OF THE WORLD」がラジオ局などに配布され、アメリカのラジオ局KROQを皮きりにオンエアがスタート。すぐに多くのリクエストが集まって、初日で早くもリクエスト1位になる番組もあるなど、順調な滑り出し。このシングルは、ビデオも制作されるとのことで、監督はDavid BowieやMarilyn Manson、Sigur Rosのビデオで知られるアーティスト、Floria Sigismondi。ヨーロッパでは、"The End Of The World"のビデオを含む4曲入りCDシングルと3インチサイズの2曲入りミニCDという2種類のシングルCD、2曲入りピクチャー仕様の7インチレコードがリリース。また、アメリカでは、3曲入りのCDシングルと2曲入り7インチレコードがリリースされています。なおインターネットでは、米ラジオ局で放送された「The End Of The World」のMP3がダウンロードできます。 （2004.11.03 更新、写真修正）
「The End Of The World」（MP3、4.6M）

5月2日、米フェスティバルにて
4つの新曲をライブで披露！
50,000人ものオーディエンスを集めたアメリカの著名なフェスティバルCoachella Music & Arts Festivalの2日目のヘッドライナーとして登場したThe Cure。この日のオーディエンスのほとんどがThe Cureが目的で夕方以降に会場を訪れたため、明るい時間帯には、会場が閑散としていたほどだったとか。トラブルでステージのセッティングが遅れ、午後10時45分頃にようやくステージにあがったThe Cureは、いきなり新曲"Lost"からプレイをスタートし、米ファンを驚かせました。"Lovesong"、"Pictures Of You"などのヒット曲を交えながら、新曲の"The End Of The World"と"Before Three"、そして10分余の大作"The Promise"も披露。アンコールでは、"The Lovecats"を始めとするポップソングを演奏し、最後の曲"A Forest"まで約1時間半余のステージになりました。フェスティバルに付き物の音響のトラブルがあり、ライブの始まりでは、ロバートが何事か叫んでいたり、少しぎくしゃくとした感じもあったそう。また"One Hundred Years"では、演奏途中にロバートのギターの弦が切れるアクシデントがありましたが、ロバートは、即興で、途切れることなく最後までプレイを続け、オーディエンスを感激させました。
会場は、異様な暑さで、特にステージ前は、ダウンするオーディエンスも多かったとか。フェスティバルではよく、熱射病対策で、ステージから水がまかれたり、紙コップの水が配られることもあるのですが、このフェスティバルでは、一本2ドルのミネラルウォーターが売られているのみ。そんな中、突然、ステージ前のオーディエンスに無料で水が配られました。それは、なんとThe Cureからの差し入れ！ファンが喉の渇きで苦しむことがないようにしたいという心遣いに、もちろん、米ファンは感動！ファンを大切にするThe Cureならではのエピソードでした。なお、このライブで演奏された新曲3つのMP3がファンサイトでダウンロード可能です。
Lost（MP3 3.5M）
Before Three（MP3 3.1M）
The Promise（MP3 9.6M）

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