「Bloodflowers」が、
グラミー賞にノミネート！

2001年の年明けとともに発表となった、第43回グラミー賞のノミネート。そのベスト・オルタナティブ・ミュージック・アルバムの部門に、The Cureのアルバム 「Bloodflowers」がノミネートされました！！！他に選ばれているのは、Fiona Appleの「When The Pawn」、Beck「Midnite Vultures」、Paul McCartneyの「Liverpool Sound Collage」と、それからRadioheadの「Kid A」で、「Bloodflowers」を合わせた全5アルバム。この中から一枚が、ベスト・オルタナティブ・ミュージック・アルバム として、2月21日にアメリカ、ロサンゼルスで行われるグラミー賞の世界中継の際に発表されるとのこと。最終選考は、1月中旬に、音楽関係者12000人の郵送による投票により行われる予定です。なおグラミー賞の発表は、3時間のプログラムで行われ、世界180ヶ国で放映される予定。

米ヒット曲CD集に"Lovesong"が収録。
情報が遅れてごめんなさい。アメリカでWea/Warnerより2000年9月26日にリリースされたコンピレーションCD5枚組「America's Top Ten Through The Years」は、ここ数年のアメリカでのヒット曲の集大成ともいうべき企画盤ですが、そのディスク4に、The Cureの"Lovesong"が収録されました。 "Lovesong"は、アメリカ・ビルボード・チャートのシングル部門で、1989年10月21日付け第2位を記録しています。

まだまだ続く、The Cureトリビュート盤ラッシュ！
2001年4月リリースの予定で、ポーランドで、The Cureのトリビュート盤が制作されているとのこと。タイトルは、「Prayers For Disintegration」で、ポーランドファン曰くトリビュート盤としては最高の出来栄えだそう。なお"Charlotte Sometimes"をプレイしているのは、New Model ArmyのDave Blombergとその奥様とのこと。また収録曲のサンプルが、WWWサイトのトリビュート盤ページでReal Playerにて聴くことができます。
また情報が遅れてしまいましたが、昨年11月にもインディーレーベルより、The Cureのトリビュート盤「One Thousand Screaming Children」がリリースされたとのこと。この2枚を足すとThe Cureのトリビュート盤は、なんと合計12種、CDの枚数で換算するとトータル25枚に！！！

「Prayers For Disintegration」トラックリスト
ANIA ZACHAR & DAVE BLOMBERG - "Charlotte Sometimes"
eM - "To Wish Impossible Things"
PIOTR PIEKOS - "Apart"
LE FLEUR - "Want"
EVA - "Plastic Passion"
T.H.O.R.N. - "Lovesong"
THULE - "Lullaby"
COMMON DREAM - "Bloodflowers"
MICHELLE - "Pictures Of You"
LORIEN - "Fight"
LA FAUCHEUSE - "Burn"
TRES HOMBRES - "The Holy Hour"
GOD'S BOW - "Plainsong"
PCM - "Fascination Street"
USTA BILIZOWANE - "The Love Cats"

「One Thousand Screaming Children」トラックリスト
DARYL - "Boys Don't Cry"
WISEGUY - "Jumping Someone Else's Train"
PARKER BARROW - "Fire In Cairo"
DESTINATION VENUS - "17 seconds"
THE STANDARDS - "The Blood"
THE LOLLIPOP GUILD - "Six Different Ways"
LUST MURDER BOX "The Baby Screams"
SUNFACTOR - "Inbetween Days"
THE END OF - JULIA "Just Like Heaven"
LEVEL - Lovesong"

ロジャーが、Tuuliのレコーディングに参加。
ロジャーは、昨年にカナダの女性ポップバンドTuuli（左写真）のレコーディングにキーボードで参加したとのこと。 曲は、"You Better Know By Now What I Want For Christmas"で、大のキュアーファンであるバンドのメンバー達は、夢が叶ったと大喜びだったそうです。

2001年1月4日、The Cureの1984年のライブを、WOWOWがTV放映しました。
WOWOWは、2001年1月4日〜6日に「ザ・ロック・マスターズ」と題して1970〜80年代の貴重なロックのライブを 特集・放映しましたが、このプログラムの一部として、The Cureの1984年8月25日スコットランド、グラスゴーでのライブが1月4日夜に放映されました。曲目は、Shake Dog Shake、Primary、The Walk、The Hanging Garden、One Hundred Years、Give Me It、A Forest、Piggy In The Mirror、Happy The Man、Play For Today、The Caterpillar、10.15 Saturday Night、Killing An Arabで、正味、約56分のプログラムでした。なおこのライブ映像は、本国イギリスでも最初の25分しか放映されていないため、"A Forest"以降約30分の映像は、世界初放映。また"Happy The Man"をライブでプレイしている映像のプロショットとしては、現在のところ唯一という、とても稀少な映像でした。

マ ガ ジ ン 掲 載 の お 知 ら せ

■ CROSSBEAT 2001年1月号
「20世紀の100バンド」特集中に約1/3ページでの紹介ほか。
■ BUZZ 2001年1月号
「20世紀のロック遺産に花束を」で1963〜2000年のベストアルバムのリスト中、1982年に「Pornography」が選出ほか。