今回18年ぶりにキュアーのライブに参加しましたが。ブラジル人と話した事が記憶に残っています。1996年のスイング・ツアーのＴシャツを着た善良そうな男二人づれ。とりあえず日本のキュアーファンの苦悩について語ってきました。TOP Tour以外日本でライブやっていないということ、彼らもよくその事実を知ってました。
いつロンドンに着いたの？と聞かれて「昨日ついて明日帰るの、40時間しか滞在しないの。」と答えたらあきれかえって笑っていました。

私にはロバート・スミスの虚言癖をなじる資格はありません。1989年にキュアー含む英国音楽を聴く事をやめてしまいましたから。そして2001年12月Disintegrationを始めて聴いて、反省しました。「すまん、ロバート・スミス、私が悪かった。」

実際の演奏はどうだったんでしょうか、Plainsongでいきなり泣けてきて、お約束のForestの手拍子、 Play for todayの歌にも参加してきました。キュアー25周年ということか、Three imaginary boys、Boys don't cry、M、など古い曲が印象的でした。Baby screamがフェス向きの曲でよかったです。サイモンとペリーよく動く、サイモン演奏間違えてなんか言ってました。2人とも普通にすてきです。

ロジャーは楽しそうに微笑みながら演奏してました。大人の落ち着きです。ロジャーだけ見てるとなんかこう、大人系の別のバンドみたいです。ジェイソン、ドラムは叩けてました、多分。ロバートは曲のたびにギターをとっかえひっかえ、18年前に見た時よりずっと楽しそう。でも声は変わらない。 100 years、Pornographyであろうとリラックス。最後のBoys don't cryの後の花火をうれしそうに見てました。あっという間の2時間でした。改めて音楽的に名曲ばかりだと感動。ディテールは興奮しすぎて意識がとんでしまい、あまり覚えてません。くだらないことばかり記憶に残ってます。

真横のフランス人カップル、ステージの近くなのに拍手しないでひたすらキスしてました。Pornographyを聴きながらキスし続けてるのって変・・・お前らちゃんと拍手しろー、踊れ−！！！と、密かに念じてました。

でもあまり嬉しくないです。本当にライブで聴きたくて、行きたいけど行けない人が沢山いることを知っているからです。キュアーの音楽を愛し続けている人々が悲しんでいることを知っているからです。天気が良くても、花火が上がっても、Just like heavenでも密かに機嫌が悪い私でした。

ショウの前ファンの集いにいって「日本人の主張」をかましてこようと思ったのですが時差ぼけと腹痛の為今回は諦めました。次回こそがんばってかましてきます。（やっぱりおたふく面をかぶった赤ちゃん人形をおぶって行くべきでしょうか？）。