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| The Dream Tour April, 2000 続き（Earl Grey No.45より） |
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| 4月17日 Hamburg Sporthalle, Germany |
普段バスケなどスポーツイベントに使われるキャパ7,000人の会場。個人的にはこの位のサイズが一番キュアー向きって思う。この夜は"Watching Me Fall"で飛ばす、飛ばす。"There is No If"ではサイモンが6弦ベースを披露。さすがにいつもと違って直立不動で集中って感じで弾いてたなぁー。彼のパートになるとスポットライトもあたってたし、失敗したらバレバレだもの。でもベース・パートがない時はボーっと客席に映される照明を見てたりするんだけど。ライブとしては今回見た中で1・2番目の極上ライブ（もう1つはWembley）。音の厚みとバンドの勢いが違った気がする。ロバートはご機嫌だった様で、ファン・サービス・ムーブも多々あり。  |
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| 4月19日 Rotterdam Ahoy, Netherlands |
会場はかなり大きくて1万5千人クラス、客は7・8割の入り。ドイツより早い8：15分にスタート。背の高いオランダ人に囲まれてのStandingはキツイので、ステージからは遠くなるけどPA席の後ろにあるスタンド中央に座り、この夜は照明などを楽しむ。"M"の時はバックスクリーンに赤い大きな文字で「M」と映し出され、これって最大級のラブレターじゃんってMさんが羨ましくなる。多分小屋の搬出時間の関係で3度目のアンコールが出来ないため、この夜最後の曲となった"Disintegration"は気持ちが入りまくってて、声も嗄れんばかりの大熱唱。ソフトドラッグ（マリファナ等）が合法なオランダだけに、会場内にその臭いが立ちこめていて…皆さんキュアーの音楽と共にgood trip出来たかな。  |
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| 4月20日 Lille Zenith Arena, France |
遂に（大嫌いな）フランスまで来てしまった。今回初めて前座有り。コンチネンタル・ヨーロッパ最後とあって、はじっこながら一番前をゲット。ショーとしてはアベレージの出来だったけど、念願の"Pictures of You"が聴けて嬉しい。この曲から"Maybe Someday"への流れが一番スムーズでdreamy。途中、サイモンと目が合ってしまい、心臓が止まりそうになる（身体に悪いわ…）。ロバートの誕生日が近いとあってファンが♪Happy birthday, Robert♪などと歌ったりするも、本人は軽く流してました。そのロバートは"The Loudest Sound"をフランス語で紹介し始めるも途中でグチャクグチャになってしまい、英語で言い直したりと結構和やかな雰囲気。"A Forest"の時はサイモンが自分のキーボード・パートをペリーとのおしゃべりで忘れ、慌てて走っていくなど、リラックスしてたんだか、気が抜けてたんだかって感じ。  |
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| 4月22日 London Wembley Arena, England |
サポート有りってチケットには明記されていたのに、結局ナシで（その方が嬉しいけど）8時半にショーはスタート。イギリスでは唯一のコンサートなのに、会場は7・8割の入り。満杯じゃなくって残念。でも内容は素晴らしかったし、アンコールの"Just Like Heaven"＋"A Forest"では2階スタンドの一番後ろまで総立ち状態で、オーディエンスの乗りはすごく良かった。ハイライトは何と言ってもめまいがする程激しかった"The Kiss"！サイモンなんてプレイが終わった後、後ろ向いたまま茫然自失状態で固まっちゃうし。異変に気づいたロバートが彼にすり寄り、優しく背中をなでて、こちらの世界に戻してた。終了後地下鉄の駅に向かう際、隣を歩いてる人が小声で"A Forest"を口ずさんでいたりして、やっぱり彼らの代表曲だよねって思う。 |
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さて、大体の雰囲気が伝わったでしょうか。一度セットリストどおりの選曲でテープを作って聴いてみると、よりわかりやすいかも。見事と言うか完璧と言うか、素晴らしい内容です。いつもの事だけど、キュアーのコンサートの後って、もっと見たい、また見たい、ずっと見ていたいって思うんですよね。是非このセットで日本に来て貰いたいし、また機会があれば海外にも足を延ばすつもりです。 （No.127 Kyoko）
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| last updated 2000 12 23 |