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The Cureが今までにカバーした他のバンドの曲には、 どんなものがありますか？ (No.120 CK) |
 オフィシャルでリリースされたものは、全部で5曲。 まずデビューアルバム「Three Imaginary Boys」には"Foxy Lady"（Jimi Hendrix）が収録されていますが、ボーカルはベースのマイケル・デンプシー。この曲は1979年のツアー時にライブでもプレイされており、ライブのボーカルは、ロバートが担当しました。またライブアルバム「Paris」の"One Hundred Years"のラストで、この曲のギターパートが一部プレイされていますが、1992年のWish Tour 中にはイギリスで数回、歌も入った完全版をプレイしています。 |
 "Foxy Lady" - Jimi Hendrix Three Imaginary Boys (オリジナルリリース1979年) Polydor Japan POCP-1871 Fiction Europe 827 686-2 日本盤CDは、残念ながら廃盤になっていますが、ヨーロッパ盤は入手可能です。 |
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また1990年リリースの2枚組CD
「Rubaiyat」には、The CureによるThe Doorsの"Hello I Love You"が収録されています。これはThe
Cureのアメリカでの所属レコード会社 Elektra が、創立40周年を記念して発表したコンピレーションアルバム。Elektraがリリースしたヒット曲を1990年当時の所属アーティストたちがカバーした企画盤で、John
Eddieがカバーした"Inbetween Days"も収録されています。なお、"Hello I Love
You"は2004年リリースの4枚組CDボックスセット「Join
The Dots」にも、未発表のスローバージョンと共に収録されています。 |
次に1993年にリリースされたJimi Hendrixへのトリビュートアルバム「Stone Free」。The Cureは、アルバムの1曲目に"Purple Haze"で参加しています。また、このカバー曲も、ボックスセット「Join The Dots」に、1993年当時、英ラジオのみでオンエアされたハードなバージョンと共に、収録されています。  "Purple Haze" - Jimi Hendrix Stone Free - Tribute to Jimi Hendrix (1993年) Reprise WPCP-5639 |
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1995年にイギリスでリリースされた「Xfm
104.9」コンピレーションアルバムでは、David Bowieの"Young Americans"を披露。Xfmは、1997年9月にロンドン市内に開局したラジオ局。このCDは、このラジオ局が放送のライセンスを取得するための運動を行っているときに、その一環として、Xfmの主旨に賛同するアーティストたちが参加して作られました。また、リリース時には、Xfm主催によるロバートとBowieの対談も行われています。開局当時の代表者は、The
Cureの所属レーベルだったFiction社長のCriss Parry、またロバート自身も主要な出資者のひとりでした。この曲もまた、ボックスセット「Join
The Dots」で聴くことができます。 "Young Americans" - David Bowie Xfm 104.9 compilation Album (1995年) XFMCD 2 |
 "World In My Eyes" - Depeche Mode for the MASSES(1998年) 米盤 1500 records (31454 0919 2) 日本盤 Polydor (POCM-1247) |
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| 次にライブで演奏されたカバー曲について。 ライブでプレイされたものはかなり多く、1985年のHead On The Door tour時には、たびたびカバーソングを披露しています。もっとも多く演奏されたのが、Gary Glitter の"Do You Wanna Touch Me?"で、少なくとも20回以上、しかもエンディングソングとしてプレイされています。また、The Kinksの"You Really Got Me"も1985年に何度か、演奏されています。以上の2曲は、サウンドチェックの時によくプレイされることでも知られているThe Cureお気に入りの曲と呼べるもの。 他に異色のカバーソングとしては、1987年にアメリカでプレイされたThe Troggsの"Wild Thing"、このボーカルは、ロルが担当しました！あと1987年のライブで演奏された曲としては、Sladeの大ヒット曲、"Merry Christmas Everybody"（ロンドンのウェンブリーにて）があります。 また1991年のMTV Unplugged収録の際には、Nick Drakeの"Time Has Told Me"がプレイされましたが、残念ながら放映されませんでした。 そして、2002年には、イギリスのTV番組「Re:Covered」で、Thin Lizzyの"Don't Believe A Word"を演奏。同年のサマーフェスティバル・ツアーでは、たびたび、同曲とそして、Sensational Alex Harvey Bandの"The Faith Healer"をステージでプレイしています。 |
ほか、時期、場所などは不明ですが、The Only Onesの"Another Girl, Another Planet"と、The Jamの"English Rose"をライブでプレイしたことがあるそう。また、ヨーロッパのTV番組では、なんとフランクシナトラなどで知られる定番懐メロウエスタンソング"Home on the Range"もプレイしたとのこと。その他には、カバーと呼べるかどうかはわかりませんが、1985年のイギリスツアー中に、Cult Hero（ロバートがThe Cureとは、別に作ったプロジェクト）の曲"I Dig You"が、 演奏されています。 2000年、Dream Tourのオーストラリア公演中には、ラジオ番組の企画で、Joy Divisionの"Love Will Tear Us Apart"を演奏しました（オフィシャルサイトで聴けます）。またオフィシャルサイトでは、ロバートが1989年にレコーディングした未発表カバー曲、Wendy Waldmanの"Pirate Ships"も聴くことができます。 |
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| last updated 2004
04 21 |