1999年には、まず初夏にアルゼンチンのインディーバンドによる「Into a Sea of Cure」が、8月には全曲スペイン語で歌われているユニークなCD「Tributo a The Cure - por que no puedo ser tu」、そして9月にはドイツのレーベルから「15 Imaginary Songs - 20 Years The Cure」とたて続けに3枚もリリースされました。
2000年に入って、6月に究極のトリビュート盤とも言える、ファンによる全14枚組のCD集「Pink Pig」がリリースされました。ありとあらゆるThe Cureソング全192曲を世界25カ国、192 名のファンがカバーした壮大な企画盤セットは、雑誌にもとり上げられ、話題になりました。

その後もトリビュート盤のリリースは 途切れることなく、2000年秋にアメリカで「Disintegrated」と 「One Thousand Screaming Children」が、2001年4月にはポーランドで「Prayers For Disintegration」、同年10月には、ドイツで「A night like...」がリリース。2002年にはフランスの人気バンドによる「...Imaginary Songs」と、クラシックバージョンのトリビュート「The String Quartet Tribute to The Cure : Whisper」が、 2003年には、アメリカのインディーバンドにより1000部限定の「Strange as Angels: A tribute to The Cure」がリリースされ、2004年4月現在で、The Cureのトリビュート盤は実に全15タイトル・・・。

ちなみに当 FCのイベント「Club A Strange Day 」で何度かDJがとりあげて、好評なカバー曲の多くは「100 Tears: A tribute to The Cure」からのものです。