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| The Cure Play Out（Earl Grey No.3より） |
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| '92年にリリースされたビデオ「プレイアウト」は、124分間という長時間のものだったが、最後まで 全然退屈しないビデオだった。 Day One は、T&C2 Clubという 小さなクラブでのギグで、当時は未発表だった「Wendy Time」「The Big Hand」そして「Away」（後にCut と改名）の新曲 3曲を含むライブである。会場の中へ入って行くロバートの姿を見て 『あ、リュックのベルトが肩に食い込んでる。 デブだ、デブだ。ダイエットしろー！』などと、不謹慎な事を考えてしまった。 Day Two はウェンブリー・アリーナでのライブだ。 ステージに行く直前にペリーが サイモンの背に手を添えて、彼を先に行かせているが、そこで『何だか好い人っぽいぞ』と、つい細かいチェックをしてしまった。「Pictures of You」でロバートが唄うと同時に、ステージに照明が一斉に点けられた。その瞬間、オーディエンスのどよめきが更に大きくなり、それに圧倒されてしまった。 やはり英国における Cure の人気は絶大なものがあるのだなと実感せずにはいられなかった。 |
 Play Out Jimco Japan (JIVR-69101) |
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| 収録曲 Wendy time The big hand Away Let's go to bed A strange day Pictures of you Fascination street Lullaby A forest Harold and joe The blood The walk Just like heaven A letter to elise If only tonight we could sleep Boys don' t cry |
Day Three ではTV番組に出演した時のものが収録されている。それにしてもロバートのあおりは・・・なかなかコワイものがある。 太っている人を下から撮影すると、もう完全に『アゴがない！』状態になってしまうのだ。 Day Four はアコースティック・スタジオライブだ。「The Walk」をプレイしている時、キーボードの代わりに笛を吹く部分で、ボリスがお茶目な事をしていたのが意外で妙に可愛かった。 Day Five にはMTVアンプラグドの中から 4 曲収録されている。だがその前に化粧を 重視する（？）Cureらしく、延々とメイク風景が流れる。ポール、ロバート、サイモン、ペリーの順にメイク担当の女性が化粧をしていくのだが、そのやり取りも面白い。ロバートがペリーに電気カミソリを貸す時、彼等の後ろをかなり太っている白いワンピース姿の女性がゆっさゆっさと（本当にそんな感じだった）歩いていて『ん？』と思い貌を見るとメアリーだった。夫婦揃って幸せ太りか？ |
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| Day Six はブリッツ・アウォードのリハーサルで、最後の Day Seven はその本番だ。スタジオ入りする前に、メンバーが部屋にいて色々な事をしているが、外からサイモンが一抱えの雪を持ってきて、ペリーがそれで雪ダルマを作るのが実に可愛い。このビデオはラストも見所。「Never Enough」を演った後、ペリーが楽屋で嬉し泣きをしている姿を見たその瞬間、私は彼にホレてしまった。だがあれで『ペリーってステキ！』と思った人も多いハズ。The Cureがこれからも楽しいビデオを創ってくれる事を期待している。
（No.114 KN）
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Play Outは、1992年4月、日本ではビデオのみのリリースでしたが、現在では残念ながら廃版となっています。 ビデオ及びレーザーディスク（Elektra Video 9 40140-6)は USA版では入手可能。 ただしUSA版は、ビデオ・レーザーとも 日本やUK版に比べ 30分ほど短いエディット版。 またUK（ヨーロッパ）版は、 映像がPAL方式で日本やアメリカ（NTSC）と違うため、 日本の一般向TVやプレイヤーでは 再生できません・・・。 |
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| last updated 1999 10 23 |