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| カセットテープ Standing On A Beach - The Singles (And Unavailable B-sides) （Earl Grey No.6より） |
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| '86年に発売された "Standing on a beach" のカセットテープ版のみに入っていた B-side 集。 私はこのB面が好きでA面よりも何度も聴いていました。 シングルになる曲ももちろんいいけれどそのB面というものもなかなか捨てがたい物ばかりだ。 他のミュージシャンもそうだが、B面でその人達の新しい魅力を発見してしまったりする。 Cureのこれはそういう意味で本当に楽しめた。多才で、多彩。 特に私が好きなのは "Mr Pink Eyes" 。 ああいうCureにしか作れない様なすごい曲（としか言いようがない）を あのままにしておくのはもったいない気さえする。 |
 1986年リリース。日本盤は廃盤、イギリスではFiction(FIXHC 12)が入手可能。 |
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他に "Throw Your Foot " "A Man Inside My Mouth" 等、 Live でやって欲しい Speed 感のある Pop な物があったり、 "I'm Cold" は、"Mr Pink Eyes" と 並んで重みのある超かっこいい曲だ。このころの様な勢いのある曲を聴くと、やはりCureは変わらない様で 確実に変わっているのが分かる。 やはり私は、あの時点でシングル集を出した事はCureとしても、ひとつの区切りだととらえている。 様々なジャンル、色々なタイプの曲を作り吸収させ、成長期だった Cureの集大成として "Standing on a beach"があり、それを経て得た物を一気に開花させたのが、"kiss me kiss me kiss me" だと思う。 私には、その頃から比べると今の時点の彼らはとても音楽的に落ち着き、まとまっている様に見える。（私の中では「安定期」に入っている） 今のCureの音楽は、本当に唯一無二のものだと思う。 何を当たり前の事を・・・と思うかもしれません。 でも私がCureってすばらしいと思うのは、「Cureっぽいバンド」「Cureに似ている音楽」という言葉をいまだかつて聞いた事が無いという事だ。 Cureの作った世界というのは、誰にも侵すことが出来ない、とても高い所にあるのだろうと思う。 話はそれてしまったが、今でもCureのB-side （CDだから B-side とは言わないか）は質の高い曲が多い。The big hands の様に Live でやってくれるものもある。シングルは買っていない・・・という方、お金と心に余裕が持てた時は 是非聴いてみよう！そのうち又 B-side、集めてくれると思いますが・・・。 （No.114 KN）
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| last updated 1999 10 17 |