  |
 |
||||||||||
| 10th December 1996 at Wembley Arena, London （Earl Grey No.5より） |
|||||||||||
| 12月10日、ロンドン・ウェンブリー・アリーナ。 私にとっては初めて生で見るCureのライブ。 学校を一週間休み、貯金をはたいて、ついにやって来たライブなのだった。 会場は思ったよりも狭くて、しかも後ろの方はシートで仕切られて使われていなかったので少し拍子抜けしてしまう。 が、狭い方が良く見えるし・・・ま、いいかと 気を取り直し（実際けっこう良く見えた）、ステージ&観客ウオッチング。ロバートのコスプレしてる人が多くて ちょっと驚いてしまった。ステージ上には古びたサーカステントの屋根の様なものが吊られていて、 機材も全部同じ感じにペイントされている。更に目を凝らすとスピーカーの上に白いイヌとネズミ（？）のヌイグルミが置かれていて、とてもCureっぽい雰囲気。 |
 会場の壁に貼られたコンサートのポスター。 |
||||||||||||
 Swing Tourのツアーブック。 |
ライブがスタートしたのは予定より30分遅れた20:30頃。 照明が落とされ、キラキラした音が会場に響く。オープニングは Plain Song 。一気に会場が沸く（しかしなぜか指定席の観客は誰一人として立ち上がらない。 これが英国流の見方なのだろうか？）。ロバートは黒のシャツにジーンズといういたって普通の格好。サイモンは青いジャージに短パン姿で 元気に跳び回っている。 曲はWant 、Club America と続いていく。 生で聴くCureは・・・ やっぱりすばらしい！の一言に尽きて、演奏も歌も完璧すぎる位。 特にロバートの歌は圧倒的に上手く、良くのびる声に思わず聴き惚れてしまう。 | ||||||||||||
| Prayers For Rain の声を長ーく伸ばす所なんて、ほんと鳥肌ものだった。この日は Wild Mood Swings からは 8曲しか演奏されず、昔の曲がやや多めだった。 Blood や Grinding Halt といったレアな曲までやってくれ、Play For Today で合唱し、夢の様な2 時間半はあっという間に過ぎ、ラストの Killing An Arab を演奏し終えたロバート達は、"Thank you. Good night." と言い残し去って行ったのだった。 本当にすばらしいライブで、はるばるロンドンまで来た甲斐があったと感慨無量だった。Cureを好きになって良かった。これからもずっとCureに付いていくんだと確信させてくれた、そんなライブだった。 （No.126 KM）
|
|
||||||||||||
| Member's Voice Index |
 |
||||||||||
|
|||||||||||
| last updated 1997 09 15 |