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| "The Cure at London Astoria", February 9, 2000 （Earl Grey No.43より） |
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| キャパは1,600だし、チケットは 売り出し1時間でSold Outなんて状況の London Astoriaでのプロモショーなれど、さすがは "Want"公認(?)の旅行代理店、アーバネットの 伊原さんに駄目元でたずねた所、このプラチナ・チケットが 取れるとの心強いお返事。 チケットが入手可能なら、これはもう行くしかないでしょう、とFly to London、2月9日 Londonで行われたプロモショーへ行ってまいりました。 今回は"Want" StaffのMakiさんもコンサート当日に駆け付けてくれて 2人でいざAstoriaへ… 開場は7時なれど早めの5時すぎに現地いり。 ホール外にはすでに30人位の列が… ちょっと出遅れたかなぁーと心配しつつ最後尾に並ぶ。 ゴスメイクのイタリア人カップルに写真を撮らせて貰ったり、Lovely なダフ屋のお兄ちゃんをチェックしたりで待つ事3時間。途中ジャケット姿で思いきりビジネスマン風のRogerが脇を通り会場いり。暫くしてサウンド・チェックの音が外に流れてくる。 |
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 Astoriaのチケット。 |
8時頃、開場。予定より1時間遅れたのは遅刻したRogerのせい？ もぎりの所で簡単な持ち物チェックをされ、 ホール内へ。2人共にペットボトルのみ没収でカメラは無事。 すこしはじ（Perryの前あたり）だけど最前列をGet。メンバーの立ち位置に貼り付けられたセット・リストを 双眼鏡でチェック。1番前にいながら双眼鏡持参とは 何ともおまぬけなんだけど、この時ばかりは役立つ。この夜演奏された曲はセットリストをご参照あれ。 新曲中心に簡単にコメントします。 1曲目は予想通りの"Out of This World"、 暫しunrealな世界に誘う様なオープニングに相応しい歌詞ですよね。 その後は大作"Waching Me Fall"。 この流れ、結構やじゃなくて、いきなり足首つかまれて底なし沼にひきづり降ろされる様なDark感が堪らなくスリリング。 Robertと一緒に叫びたくなってしまう怖い曲です。 唯この後に演奏された"Want"には???。 どーしてもオープニング・チューンのイメージが つよいので、また最初から仕切り直されちゃった感があって、良い曲なんだけどすっごい違和感！ ウーンと悩んでいる内に、Simonのベースが光る "Fascination Street"。 |
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| この時点ではまだ New Albumの「Bloodflowers」は日本以外で発売されてなかったので、既存曲でのみ盛り上がるオーディエンス。 私もそうだったけど、新曲の時はみんな息をつめて聞き込んでいたなぁー。 それってメンバーにとっては結構なプレッシャー? なーんて杞憂だったみたい。耳ダンボの観客もなんのその、"The Last Day of Summer"が 静かに演奏され、この夜のピカイチ"Maybe Someday"へと続く。 イントロからこれぞキュア〜って感じの曲じゃないですか、 ライブでもすごーく良かったです。 今まで静かに下向いて黙々とベースを弾いていたSimonが いきなり踏み込み入れて はじけちゃうし、ドキドキもの。 この曲シングル・カットすればいいのにな。 "From the Edge of the Deep Green Sea"が 演奏された時は、えっ、もうそんな時間？って感じで… 1曲1曲が長〜いので、あっと言う間に時間がたってしまったみたい。 "39"は残念ながらボンヤリした印象しかなかったです（だって ベースが単調なんだモン）。 Robert入魂の1曲"Bloodflowers"が 締めの曲でした。 |  Astoriaにて（撮影：Kyoko） |
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アンコールは"A Strange Day"。 "Bloodflowers"で ...Die...Dieと叫ばれ少々重い気分になった後に聞くと、なんだかホノボノしてしまう。 "A Forest"では「今夜は短く終わってね！」とSimonに目で合図のRobert。それに従う従順なSimon。 2度目のアンコールは "The Figurehead"と"Dis-integration"。 曲の内容に思いを馳せると、（ファンとしては）この曲で終わって欲しくはないんですけど…（深読みかなぁー） 今回はプロモだし、メンバーも新曲に関してはまだ慣れてなさそーだし、こちらも聞き込みが足りなかったしで大満足とはいかなかったけど、「Dream Tour」への期待はパンパンに膨らむ、と言う事で ４月のBerlin, Hamburg, Rotterdam, Lille そしてLondon-Wembley 公演の個人旅行を早速手配しちゃいました。 日本公演（未定）を待たず、一足先にフルコンサートを見て来ますね。 |
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| ちょっと（実はかなり）気になった点 Jason: この夜ステージでの曲の締めは Simonにまかされていた様で、彼が Jasonの方を向く（客に背中を向ける）のが終了の合図だったみたいなの。 でもそれってちょっと安易すぎない？ Jasonも入って5年たつ訳だから、そろそろ曲の流れとか雰囲気でFinishのタイミングがわかって当然と思うのは私だけ？ ドラムが下手なのは仕方ないとしても、いつまでもこんな調子じゃ心もとないです。 Perry: 楽器のセッティングの時、キンキラキンの趣味の悪〜いギターが置かれMakiさんと、何あれ！とか言ってたのですが、いざこのギターが使われると音もキンキンしてて、見た目以上にひどい代物でした。ギターは何でもいいから、もっと練習して熱のあるフレーズを 弾ける様になってね、Perry。 Roger: ライブの時は殆ど見てなかったです。しかし、遅刻はいかんよRoger。 Simon: いつもオシャレな彼の出立ちは黒のタンクトップにノースリーブのヨットパーカー。 しかし、これがちゃんちゃんこみたいで今イチ、ジジくさくて。 黒いニットの帽子をスッポリかぶってたのは、今の髪型が気に入らないから？（この髪形、Simonファンの私が初めてヤダなって思ってるもので…） Robert: 「Wish Tour」の頃と同等程度に太ってました。 黒いシャツに黒のズボンを着用するもパジャマみたいにユルユルでした。 The Cure: ちっともバンドっぽくなかったのが重大問題。 何だかRobert Smith & Friendsって乗りだったんです。 新しいアルバムが殆どRobertの作った曲で 構成されてるからかなぁ… この辺りもフル・コンサートでチェックいれなくては！と4月が待ち遠しい毎日です。 （No.127 Kyoko）
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| last updated 2000 04 29 |