Japanese Whispers





Japanese Whispers


Data Files

リリースリスト
LP イギリス
Fiction FIXM 8
LP フランス
Polydor 817 470 1
LP ドイツ
Fiction 817 470 1
LP アメリカ
Sire 125076
LP カナダ
92 50761
LP 日本
VAP 35111-25
LP オーストラリア
? 250761
CT イギリス
Fiction FIXMC 8
CT フランス
Polydor 817 470 4
CT アメリカ
Sire 9 25076-2
CT 日本
VAP 55111-25
CD ヨーロッパ
Fiction 817 470-2
CD アメリカ
Sire 9 25076-2
CD 日本
VAP 85007-30
Polydor POCP-1876
Polydor POCP-9104
CD オーストラリア
Warner 817470-2

LP: レコード
CT: カセット
CD: コンパクトディスク

1983年12月にリリースされた シングルコンピレーションアルバム。 「Pornography」後、 サイモンが抜けてバンドは崩壊。 すっかり虚脱状態にあったロバートに Fictionレーベル社長の Chris Parryは、今までのThe Cure と違った、明るい曲を作ることを勧め、 ロバートはこれに応じて 「Let's Go To Bed」を レコーディングしました。ロバートは この曲をThe Cureの名で リリースすることを拒否しましたが、もし この曲がヒットしなかったら、Fiction レーベルとの契約から 解放するというParryの約束に、The Cure から逃れたい一心で承諾。

しかし結果的には 「Let's Go To Bed」は 大ヒットし、その後 「The Walk」「The Lovecats」と 立て続けにシングルを発表。 「The Walk」12インチシングルは、 ヨーロッパやアメリカでは ミニアルバムという形でも リリースされています。 これら「Let's Go To Bed」、 「The Walk」、「The Lovecats」の3 曲は“The Cureのシングル3部作”とも 呼ばれ、そのヒットによりThe Cure の人気は決定的なものとなりました。
→ロバートとロル

一方、日本で The Cureと契約していたレーベル VAPは、これらのシングルを 各々リリースするのではなく、全てを 1枚にまとめたコンピレーション アルバムを企画し提案。このアイデアに Fictionレーベルは快く応じ、 日本だけでなく 全世界で「Japanese Whispers」は リリースされることになりました。まさに 「日本人の囁き」というアルバム タイトルどおりで、日本盤のレコードの オビには、日本特別企画 編集盤と記されています。
ただし、ロバートは このアルバムタイトルについて 当時のインタビューで「最初は チャイニーズ・ウィスパーズにしようかと 思った」とも述べています。 またこのアルバムのジャケットの デザインは、ロバート自身の手に よるものだそう。

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last updated 2000 02 19